歯垢?プラーク?歯石?
2016年11月18日(金) Q&A歯垢=プラークは、歯に付着する黄白色の粘着性のものです。食渣や磨き残しなどによって口腔常在菌が活動したあとの代謝産物が主な主成分です。その代謝産物は口腔内を酸性状態にし、虫歯や歯周病など、歯や骨を溶かす原因となります。
歯石は、歯垢や唾液から水分が蒸発し石灰化を起こしたものを言います。歯垢や唾液には数多くの細菌が存在します。歯石は言わば細菌の巣窟とも言えます。また鍾乳洞などと同じで、新しくできたものは比較的柔らかく取りやすく(縁上歯石)、古くできたものは固くて取りにくい(縁下歯石)性質があります。縁上歯石は超音波を使って除去を行います。縁下歯石は麻酔やキュレットという道具を使って除去します。
本多歯科では、4〜6ヶ月のペースで、定期的な歯石除去とブラッシングの改善、PMTCをおすすめしています。