歯の健康を守るため、痛くなる前に予防歯科をお受けください

診療について

歯科恐怖症とは

歯科恐怖症

「歯科に行くことが異常に怖い」「歯科治療が嫌でたまらない」「歯科に行くと口が開けれなくなる」「歯科に行くだけで泣いてしまう」

こういった症状が歯科恐怖症です。原因は過去に受けた歯科治療があまりにも痛かったり、怖い思いをした事による“トラウマ”であることがほとんどだと言われています。他にも歯科医師に叱られたり、歯科医師や歯科衛生士に嫌な顔をされたりと歯科医師側の接客対応に原因があることも少なくありません。

また漫画や絵本などにより「歯科は怖いところ」という固定概念を植え付けられることでも発症します。一度でも歯科恐怖症になってしまうと、痛みに配慮した歯科治療だけでは解決できないことも多く、特別な配慮や治療で対応することが必要となります。

歯科恐怖症の方への治療

安全に歯科治療を行うためにも「歯科恐怖症」の克服は重要なキーポイントであると考えています。歯科治療を行うにあたっては、患者様の精神的な不安や緊張を取り除き、安心に快適に治療を受けていただくことが理想と言えます。

インフォームドコンセントの徹底、痛みや恐怖に配慮するのはもちろん、少しでも不安や恐怖を軽減させるために「笑気吸入鎮静法」を治療に取り入れています。

笑気吸入鎮静法の適応

  • 歯科恐怖症を克服したい方
  • 嘔吐反射がひどい方

笑気吸入鎮静法とは

「笑う」と「気体」の合わせ語である「笑気」という物質は、吸入することで精神的な不安や緊張、恐怖感を軽減することで、顔の筋肉の緊張がほぐれ笑っているように見えるということが由来となっています。笑気とは「亜酸化窒素(N2O)」のことで、吸入するとほんのり甘い匂いがします。

酸素と同時に吸入することで精神鎮静の効果があると言われています。精神鎮静とは「騒ぎや高ぶった気分を鎮める」という意味で、歯科では治療に対する不安や緊張による手足の震えや青ざめた表情を軽減するという意味となります。

笑気吸入鎮静法

笑気では痛みは消えない

精神鎮静には「笑気吸入鎮静法」と「静脈内鎮静法」の2つが歯科で多く使用されています。そのどちらも痛みをなくす鎮痛作用はありませんが、静脈内鎮静法ではほぼ眠ったままの治療となり、健忘作用もあることから痛みはほとんど感じないと言われています。

しかし笑気吸入鎮静法では、吸入後も意識がはっきりしていることが多いため、鎮痛効果はほとんどないと言われています。ただし精神鎮痛や酸素吸入の効果から麻酔が効きやすくなると言われています。

笑気吸入鎮静法は嘔吐反射にも効果的

お口の中に器具を入れたり、型取りをする際に「おえっ」と吐き気を催してしまう方を「嘔吐反射」と言います。笑気吸入鎮静法によって精神鎮痛することで、嘔吐反射を抑制する効果があると言われています。

歯科恐怖症の克服のために

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歯科恐怖症は訓練によって克服できると考えています。当院では「笑気吸入鎮静法」や「痛みに配慮した麻酔」によって歯科に対する恐怖や不安を少しでも軽減できるように、また歯科のことが少しでも好きになってもらえるようにと笑気吸入鎮静法を導入しています。

将来的には「笑気吸入鎮静法」を使用しなくても虫歯や歯周病の治療ができるようになるために、歯科医師をはじめ歯科衛生士や歯科助手がしっかりと連携して最大限の努力をしています。

笑気吸入鎮静法でも歯科治療ができない方へ

前述したように精神鎮痛には笑気吸入鎮静法と静脈内鎮静法があります。笑気吸入鎮静法で対応できない場合には、静脈内鎮静法=セデーションを行っています。

しかし本多歯科では非常勤勤務の麻酔科医に来てもらう必要があり自費(66000円/回)となるため、インプラントやセラミックなどの自費処置に限らせていただいています。一般歯科診療の場合には、静脈内鎮静法を保険適用で行っている病院へ紹介させていただいております。

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