歯の健康を守るため、痛くなる前に予防歯科をお受けください

診療について

予防歯科

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「虫歯になりたくない」「歯周病になりたくない」「一生自分の歯で噛みたい」

そんな方々には予防歯科がオススメです。お肌や髪の毛にも日頃のケアが重要であることと同様に、歯や歯ぐきにもケアが必要です。

本多歯科では1981年の開業当初から「予防歯科」を行ってきました。予防歯科とは虫歯や歯周病にならないようにすること、また早期発見により治療による歯や歯ぐきへの侵襲をできる限り少なくすることです。

虫歯も歯周病もお口の環境に左右されます。口腔常在菌のバランスの改善、口腔内環境の向上を図ることで、虫歯や歯周病になりにくい状態をつくっていきます。またご自身で現在の口腔内状態を把握しておくことも予防歯科では重要なことと言えます。

痛くなる前に歯科へ

虫歯や歯周病などの口腔内疾患は、生活習慣が大きく関与します。治療後も虫歯や歯周病に至った生活習慣が続くことで、また再発する可能性が高い疾患のひとつです。

一度削ってしまった歯は、もう二度と再生することはなく、治療を繰り返すことでどんどん歯質が失わます。お口の健康を長期にわたって維持するためには、天然歯質と健康歯肉をしっかり守る必要があります。

妊娠性歯肉炎の予防方法

いつまでも健康な笑顔を守るために

予防歯科の先進国として知られるスウェーデンは、国民の「歯に対する意識」が他の国に比べて高いと言われています。例えば70歳の平均残存歯数は、スウェーデンが21本に対して、日本は15本となっております。虫歯や歯周病は生活習慣病のひとつと言われており、生活習慣を見直し予防することが、お口の健康維持には肝心です。

まずは「歯に対する意識」を少しづつレベルアップするところから始めていきましょう。

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歯の治療をしないことが予防歯科ではない

予防歯科を行う理由は、美味しく食事ができること、楽しく会話ができること、いつも元気に笑顔で入れること、これらをずっと維持していくためです。だからこそ予防歯科を始める前に、お口の中の悪い部分をしっかり治療して、少しでもメインテナンスしやすい口腔内環境をつくる必要があります。「木を見て森を見ず」ではなく「歯を診て口も診る」のコンセプトでお口全体の治療を心がけています。

妊娠性歯肉炎の予防方法

歯の予防に効果的な取り組み

予防歯科では、ご自身で行うセルフケアと、歯科医院で歯のスペシャリストが行うプロフェッショナルケアの2つの取り組みが重要です。しかし悪い歯並びや合ってない差し歯などがお口の中に存在すると、この2つのケアの難易度が高まります。ですからお口の環境改善には、メインテナンスやケアがしやすい口腔内環境づくりも大切です。

妊娠性歯肉炎の予防方法
  • 歯石について 歯石は歯周病リスクを高めるだけでなく、口腔内環境を悪化させます。歯石は唾液の結晶化したもので、鍾乳洞のように少しづつ少しづつ歯面に付着していきます。
    歯石は歯みがきでは除去することができませんが、新しい歯石は超音波器具などで容易に取り除くことができます。しかし古くなった歯石は固くなりやすく取り除くことが困難になっていきます。定期的に歯科クリーニングで取り除くことをお勧めします。
  • バイオフィルムとは 歯みがきをする前などに舌で歯を触ると「ザラザラ」「ヌルヌル」していませんか?それが“バイオフィルム”です。口腔内の細菌が集まり、ひとつの「塊」となって歯面や歯ぐきに付着しています。歯垢(プラーク)もバイオフィルムのひとつと言われています。歯垢1グラムの中に細菌は約1000億存在すると言われています。毎日の歯磨きでも取り除くことができますが、定期的にPMTCを行うことをお勧めいたします。
  • 提携病院との連携 当院では関西医科大学附属病院口腔外科と市立ひらかた病院口腔外科の2つの病院と地域連携医療をしています。当院で抜歯が困難と判断された場合には、患者様からの希望がない限り、どちらかの病院にご紹介させていただいております。

自宅で行うホームセルフケア

ご自身で行う予防歯科はセルフケアと呼んでいます。主なセルフケアは「歯みがき習慣」と「生活習慣改善」です。予防歯科を行うにあたっては、日々の積み重ねが将来的に大きな結果を生みます。

  1. 歯みがき

    1歯みがき

    自分では磨けていると思っている方の約80%は磨き残しがあると言われています。正しい歯みがきを身につけるためには、自分に合った歯ブラシの選択、歯ブラシの使い方、歯みがき回数、歯みがき時間を知ることも大切です。

    また磨き残ししやすい箇所を覚えておくと、その部分を長く磨くなどの改善対策ができるようになります。歯科衛生士指導のもと正しい歯みがき習慣を身につけてください。

    歯磨きは得意ですか?

    スポーツや勉強にも得意な方と苦手な方がいるように、歯磨きにも得意な方と苦手な方がいらっしゃいます。「歯磨きが苦手だな」と感じる方には1日の歯磨き回数と1回の歯磨き時間の増加をお勧めしています。

    また「歯磨きに自信あり」と答えた方に対する調査では、80%の方が磨き残しが見つかったという報告があります。歯磨きは日々の生活習慣の一部となっているため、どうしても人によって「癖」がついてしまいます。右は磨けているけど左は磨けていない…なんてこともよくあります。

  2. 歯間ブラシ、デンタルフロス

    2歯間ブラシとデンタルフロス

    歯と歯の間などの普通の歯磨きだけでは磨きにくいところの清掃には、歯間ブラシやデンタルフロスの使用をオススメしています。歯間ブラシやデンタルフロスのタイミングは「歯磨きの前」にしていただくと効果的です。

    爪楊枝での掃除は歯肉を傷つける恐れがあるためお勧めしておりません。外食の際には、糸ようじを持参してフロスの部分で食べカスを除去するといいでしょう。

    歯間ブラシとフロスどっちがいいの?

    よく患者様から「歯間ブラシとフロスはどちらが効果的?」という質問をいただきます。答えは…「人によって異なります」です。詳しく言うと「歯肉や歯槽骨の性状」に関係があります。

    選択基準としては、歯肉や歯槽骨の厚みによって歯肉退縮の起こりやすさを分類した「メイナードの分類」を参考に歯間ブラシが向いているのか、デンタルフロスが向いているのかを判断しています。例えば、歯間ブラシの機械的刺激によって「歯肉退縮が起こりやすい」と判断した方にはフロスをお勧めしています。一方、「歯肉退縮が起こりにくい」と判断した方には歯間ブラシをお勧めしています。

  3. 間食習慣の改善

    3間食習慣の改善

    間食は虫歯のリスクを高めますが、決して食べてはいけないという意味ではありません。間食は「量」よりも「回数」が虫歯のリスクに関与します。

    「ちびだら飲食」と言って、虫歯になりやすいお菓子やジュースを「ちびちび」「だらだら」と摂取することは虫歯のリスクを高めます。できるだけ時間を決めて間食は1日1回で済ますようにしましょう。

  4. 「嚼育」=咀嚼力を鍛える

    4咀嚼力を鍛えよう

    摂取した食べ物を細かく噛み砕き飲み込みやすくすることを「咀嚼」と言います。上手く咀嚼できるようになるためには、歯や歯ぐきが健康でなければなりません。

    食べ物の歯ごたえや噛み心地、味覚をよく感じることで、脳内や内臓が活性化してリラックス効果などが得られます。また正しい咀嚼は虫歯や歯周病だけでなく、生活習慣病や肥満、視力低下、癌などの予防にも効果的と言われています。

歯科医院で行うプロフェッショナルケア

ホームケアだけではどうしても不足する部分を補うための、プロによるケアです。専門知識や専用の器具を使って必要なケアを行うことで、虫歯や歯周病を予防します。

  1. 歯みがき指導

    1歯みがき講座

    セルフケアをしっかりと行っていただくために、患者様の年齢や性別、虫歯リスク、歯周病リスクに合わせた正しいブラッシング方法を指導しています。磨き残しの多い箇所や歯間部清掃方法なども併せてお伝えしています。

  2. デンタルエステ PMTC

    2デンタルエステ PMTC

    プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニングの略で、特殊な器具を用いて行う、プロによる歯のクリーニングです。セルフケアでは磨けない歯と歯ぐきの隙間を徹底的にクリーニング。歯の汚れがきれいに落ち、本来の白さや輝きを取り戻します。

  3. スケーリング

    3スケーリング

    口腔内環境を悪化させる要素である「歯石」には、最近が多く含まれています。歯石は歯みがきでは取り除くことが難しいため、専用の超音波器具やインスツルメントを使用して除去していきます。「歯石除去」は口腔内環境の改善に効果的です。

PMTC

PMTCとはプロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニングの略で「歯科衛生士による機械的歯面清掃」という意味になります。専用のシリコン器具を使用して行う、歯のクリーニングです。歯みがきでは取り除けない汚れや着色を徹底クリーニングいたします。

通院する間隔

歯科医師や歯科衛生士が、お口の中を拝見して患者様ひとりひとりに合わせた通院間隔をご提案いたします。

治療中の注意事項

  • 歯を抜いている本数
  • 神経がない歯の本数
  • 磨き残しの量
  • 歯石の付着具合や質
  • 歯周ポケットの深さ
  • 歯肉の炎症の具合

上記の項目を中心にメインテナンスの間隔を決めています。

初診の流れ

大人の予防歯科

  1. 1カウンセリング

    初診のご予約

    お口の中の気になる部分の有無や1日の歯磨き回数、1回の歯磨き時間などを問診させていただきます。

  2. 2口腔内診査

    診査イメージ

    歯科医師や歯科衛生士が、お口の中を拝見して「磨き残し箇所」「歯周ポケット検査」「歯の動揺度」などをチェックしていきます。

  3. 3スケーリング

    スケーリング

    付着している歯肉縁上歯石や歯垢(プラーク)を超音波器具やインスツルメントを使用して除去していきます。※歯石の付着状況や歯肉の炎症具合によっては数回に分ける場合があります。

  4. 4 PMTC

    PMTC

    歯の表面に付着したバイオフィルムや着色を除去して、歯の舌触りがツルツルになるように磨いていきます。

  5. 5歯磨き講座

    治療イメージ

    磨き残しがあった箇所や歯肉の炎症があった部位などを重点的に歯磨きの仕方や清掃補助器具の使用方法などをご指導いたします。

  6. 6通院間隔の相談

    ご予約イメージ

    歯周ポケット検査や歯肉炎の程度、磨き残しの有無などを考慮して、次回のクリーニングをいつくらいにするか相談します。

子供の予防歯科

  1. 1カウンセリング

    初診のご予約

    お子様の歯磨き状況や仕上げ磨きの有無などをお子様とお母様に問診させていただきます。

  2. 2歯磨き講座

    診査イメージ

    歯垢付着が多いお子様には、歯垢の染め出しを行ったり、仕上げ磨きの方法などをご指導いたします。

  3. 3MIペースト塗布

    カウンセリングイメージ

    牛乳由来成分「CPP-ACP(リカルデント)」と豊富なミネラルを含んだMIペーストを塗布します。豊富なフレーバーをご用意しています。※牛乳アレルギーの方はリンゴ味のフッ素を塗布します

  4. 2
  5. 4顎骨の成長発育についての指導

    ケアイメージ

    年齢に応じた咀嚼指導や顎骨発育についてのお話をいたします。また年齢と歯並びに合わせた小児矯正の必要性などをお伝えいたします。

  6. 5通院間隔の相談

    通院間隔の相談

    お子様の予防歯科の通院期間は春休み・夏休み・冬休みに合わせた通院間隔をお勧めしています。

歯ブラシの選び方

子供の歯ブラシの選び方

とにかく歯磨きが楽しくなるように、好きな色やキャラクターの歯ブラシの選択をオススメしています。歯磨き粉もお子様の好きなフレーバーのものでいいと思います。10歳頃になると大人の女性用のコンパクトなヘッドの虫歯予防用の歯ブラシを使用するといいでしょう。

大人の歯ブラシの選び方

お口の中のリスクによって使い分けが大切です。虫歯リスクの高い方は「虫歯予防用」を、歯周病リスクの高い方には「歯周病予防用」の歯ブラシを選択する必要があります。歯周病予防用は虫歯用に比べて毛先の先端が細くなっており、歯周ポケットに入りやすくなっています。

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